浅見光彦4 美濃路殺人事件 ロケ地・美濃

多額の現金と宝石を持った宝石商の月岡が車内に血痕を残して失踪。やがて月岡の友人の高桑も愛知県犬山で殺された。この事件を取材していた浅見光彦(水谷豊)は、月岡の娘・ミキに会い、ミキから高桑が「小暮という人物に会う」と言っていたと聞いた。その直後、月岡の遺体が発見された。

捜査にあたっていた犬山東署の刑事は、たびたび姿を現す光彦を不審に思い署に連行。光彦が警察庁刑事局長の弟と分かると、捜査状況を説明し遺留品を見せた。

遺留品の血染めの和紙が事件解決につながると考えた光彦は、知り合いの和紙職人が住む岐阜県美濃市に向かった(日本テレビ『浅見光彦4 美濃路殺人事件』1988年)。

 

 

映像】川で和紙職人が作業をしています。血染めの和紙を持った光彦が、石段を下りてきます。鈴木警部も光彦を追います。

現在長良川にある上有知(こうずち)川湊灯台のところです。ロケの撮影は、対岸にある美濃橋河川敷の堤防道路の上から行われました。

 

 

映像「あ~っ、こりゃ名人上手の仕事じゃ」。和紙を見た職人によると、これは美濃の和紙ではないと。誰が作ったのか自分も知りたいから預かりたいと職人が云うと、警部は拒否します。

現在川湊灯台のすぐ下です。石段の下のコンクリート道にボコボコと石が埋め込まれています。そこからさらに下に石段があり、光彦と警部はその石段に立っていました。ロケ時の撮影は、少し右の方から行われました。

 

 

映像光彦「証拠なら証拠らしく、徹底的に調べてもらうのがいいんじゃないですか」。この一言に、警部は反論できません。

現在川湊灯台の真下です。

 

 

映像光彦のナレーションです。「事件は迷路に突き当たって、何の光も見えません。幼馴染の二人が相次いで一本の栗小刀で殺され、高桑さんが尋ねたかもしれない小暮という謎の人物の名が浮かんでいるだけです・・・」。

現在川湊灯台のすぐ北に架かっている美濃橋です。ロケの撮影は、もう少し後方から行われました。国の重要文化財のこの橋、ロケ以降、改修が行われたようです。

 

このあと光彦は、東京に戻ります。やがて美濃の和紙職人から、血染めの和紙を作った人が分かったと連絡が入り、事件解明の歯車が再び動き始めます。

 

 

最後に地図で撮影場所を確認すると、長良川に架かった美濃橋を真ん中にはさみ、

左右両岸の狭い範囲で行われていたことが分かります(Google Maps)。